2010年12月の割賦販売法改正により、クレジットカード発行会社に対して、「包括支払可能見込額」の調査、および包括支払可能見込額調査に基づく利用枠の設定が義務付けられました。(なお、割賦販売法の対象取引は2ヵ月を超える支払い(リボ払い、分割払い、2回払い、ボーナス一括払い)であり、翌月1回払いは含まれません。)
今後は、クレジットカードの新規発行時や現在ご利用中のクレジットカードのリボ・分割枠の増枠申請時などに包括支払可能見込額調査を行ったうえで、リボ払いご利用枠、分割・2回・ボーナス一括払いご利用枠(以下、リボ・分割枠)を設定することとなります。
割賦販売法の改正に伴い、ショッピングご利用枠のうち、リボ・分割枠につきましては、包括支払可能見込額の90%を超える枠の設定が禁止されました。
つきましては、クレジットカードの新規発行時、現在ご利用中のクレジットカードのリボ・分割枠の増枠申請時などに、包括支払可能見込額調査を実施したうえで、リボ・分割枠を設定させていただきます。
包括支払可能見込額調査の結果、現在ご利用中のクレジットカードのリボ・分割枠が減額される場合もございますので、あらかじめご了承ください。
(1)算出方法
包括支払可能見込額 = 年収など(※1) - 生活維持費(※2) - 年間請求予定額(※3)
下の表は、横にスライドしてご覧ください。
世帯(生計を同一にする)の人数 | |||||
---|---|---|---|---|---|
1人 | 2人 | 3人 | 4人以上 | ||
住宅費用 (住宅ローン・家賃支払) |
なし | 90万円 | 136万円 | 169万円 | 200万円 |
あり | 116万円 | 177万円 | 209万円 | 240万円 |
(2)包括支払可能見込額調査に基づくリボ・分割枠の設定・例
クレジットカードを新規発行するお客さまのお届けの年収が「330万円」、「世帯(生計を同一にする)人数が 3人」、住宅費用の「支払があり」、かつ指定信用情報機関から取得する「年間請求予定額が50万円」の場合
包括支払可能見込額 = 年収330万円 - 生活維持費209万円 - 年間請求予定額50万円 = 71万円
リボ・分割枠 = 包括支払可能見込額 71万円 × 90% = 60万円(原則10万円単位)
カード利用枠 | 100万円 |
---|---|
内 リボ払い | 60万円(注) |
内 分割・2回・ボーナス一括払い | 60万円(注) |
ご注意
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